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【お米の保存術】無駄なく長持ちする正しい保存方法をご紹介!

【お米の保存術】無駄なく長持ちする正しい保存方法をご紹介!

私たち日本人にとって、お米は欠かせない主食。お米は一度に一定期間分を購入して保存することが多いため、美味しさを長持ちさせる保存方法を知っておくことが重要です。お米は精米されてから時間が経つにつれ、次第に風味が失われていきます。新鮮な状態で食べるには、精米後できるだけ早く食べきることが理想的です。しかしながら、一般家庭ではそうはいきません。

そこでこの記事では、そんなお米の美味しさを長持ちさせるための保存方法について詳しく紹介します。保存場所や容器、残りご飯の保存方法など、日常で役立つ情報が満載なので、ぜひ最後までチェックしてくださいね◎

お米の基本の保存方法

お米の美味しさを長持ちさせるためには、購入後すぐに密閉容器に移すことが大切です。米袋のまま放置すると、次第に酸化が進み、風味が損なわれてしまいます。

酸化を防ぐためにも、お米はできるだけ早く、米袋から密閉容器に移して保存することが重要です。密閉容器に移した後は、高温多湿を避け、冷暗所や冷蔵庫の野菜室などで保存し、できるだけ空気に触れさせないようにしましょう。

お米を保存する場所と期間

お米の保存には、直射日光が当たらない涼しい場所が適しています。常温でも保存できますが、自宅に冷暗所がない場合は、冷蔵庫や野菜室で保存するのがおすすめです。ここでは、お米の保存場所ごとの期間の目安を紹介します。

冷暗所で約1ヶ月

冷暗所でお米を保存する場合、期間は約1ヶ月が目安となります。保存環境としては、気温15度以下、湿度60%以下が理想です。

シンク下などでお米を保存するご家庭が多いかもしれませんが、シンク下は実は熱がこもりやすく、水回りに近いため湿度も高め。そのため、お米の保存には向いていません。お米を高温多湿な環境で長期間保存すると、虫やカビが発生しやすくなるため、風通しの良い涼しい場所を選びましょう。

冷蔵庫で約2ヶ月

冷蔵庫でお米を保存する場合、期間は約2ヶ月が目安となります。野菜室でも同様です。冷蔵庫は温度が低く乾燥しているため、常温よりお米の保存に適しています。

におい移り防止のため、納豆やキムチなど、においの強い食材の近くは避けましょう。また、冷蔵庫内はスペースに限りがあるため、保存容器を工夫することも大切です。特に一人暮らしの場合、ジップロックやペットボトルなど、小分けにして保存できる容器を準備しておくと便利です。

お米の保存に適した容器

ここからは、お米の保存に適した容器にはどんなものがあるのか具体的に紹介します。それぞれにメリット・デメリットがあるため、目的や用途に合わせて選びましょう。

米びつ

米びつは、お米を保存する専用の容器です。プラスチック製や瓶製などさまざまなタイプがあり、大きさのバリエーションも豊富です。特に、密閉できるタイプの米びつは酸化や湿気、害虫を防ぎやすく、鮮度を長持ちさせやすいです。

米びつでお米を保存する際は、こまめな掃除やお米の詰め替えが必要です。古いお米が残ったまま新しいお米を入れると、劣化や害虫発生の原因になりやすいため注意しましょう。また、大きめサイズの米びつはスペースをとるため、冷蔵庫での保存が難しい場合もあります。冷蔵庫のサイズや1ヶ月あたりのお米の消費量を目安に、適したサイズの米びつを選びましょう。

密閉容器

ジップロックなどの密閉容器は、湿気や虫の侵入を防ぎ、スペースもとりにくいことがメリットです。一度に炊く分量ずつ小分けして保存しておくと、調理時間の短縮にも繋がり、非常に便利です。

密閉容器には袋型や箱型のものがあり、大きさ、形もさまざまです。製品によって耐久性も異なるため、あまり長期間使用しないようにしましょう。また、大量のお米を保存したい場合には不向きなので、一人暮らしや少人数世帯で、少量ずつお米を保存したい人におすすめです。

ペットボトル

ペットボトルは、高い密閉性があり、透明で中身の確認がしやすいことから、残量確認もできることがメリットです。さらに、飲料用ペットボトルを再利用することでエコにもつながります。再利用する場合は、ミネラルウォーターや炭酸水など、味やにおいが残りにくいものを選び、しっかりと洗ってから使いましょう。

ペットボトルでお米を保存する際に注意したいのが、カビです。再利用するペットボトルの内部やキャップがしっかり乾いていないと、カビが生える原因になります。お米を入れる前に、水分が付着していないかよく確認することが大切です。

お米の防虫には唐辛子が効果的

お米を保存する際に、気になるのが害虫の発生。お米の防虫には、唐辛子が効果的です。唐辛子に含まれる「テルペノイド系化合物」という植物由来の柑橘系の香り成分が揮発し、その香りがコクゾウムシやノシメマダラメイガなどの害虫を寄せ付けにくくします。また、唐辛子の辛味成分「カプサイシン」の刺激臭も虫よけに効果があります。

使い方は、お米5〜10kgに対して乾燥した唐辛子を2~5本程度を、そのまま容器に入れるだけ。生の唐辛子は水分を含むため、カビの原因となる可能性があります。乾燥していて、できるだけ香りが強く残っているものを使い、1〜3ヶ月を目安に新しいものと取り替えましょう。

炊いたご飯の保存法

多くの炊飯器には便利な保温機能が付いており、炊きたての美味しさをしばらくキープすることができます。しかし、炊飯器の保温機能を長時間使い続けると、次第にご飯が乾燥して硬くなったり黄色く変色したりしてしまいます。

1時間を超えると、ご飯が次第に硬くなってきます。メーカーにもよりますが、長くても5~6時間までには食べきりましょう。炊きたての美味しさを最大限に味わうためには、炊きあがったご飯は茶碗に盛り付けて、すぐに食べきるのが理想的です。

もし食べきれない場合は、残りのご飯を粗熱が取れてから冷蔵庫または冷凍庫で保存しましょう。冷蔵庫なら2〜3日、冷凍庫なら1カ月程度は日持ちします。保存時には密閉容器に入れて、できるだけ空気に触れないようにするのがポイントです。

まとめ

お米の保存方法を正しく心がけることで、無駄なく長持ちさせることができます。購入したお米はできるだけ早く密閉容器に移し、冷暗所や冷蔵庫の野菜室で保管しましょう。どちらの場合も、できるだけ空気に触れさせず、夏場なら1ヶ月以内を目安に食べきるのがポイントです。

炊いたご飯の残りも、保温状態で放置せず、早めに冷蔵保存や冷凍保存に切り替えることで、美味しさをキープしたまま保存することができます。お米の保存術を活用して、新鮮で美味しいお米を無駄なく楽しみましょう。

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