「女性にできることで、南魚沼の米づくりを支えたい」JAみなみ魚沼 女性部 令和7~8年度副部長 久川春江様 | 雪国だより | 魚沼コシヒカリ発祥の地・南魚沼産コシヒカリをお取り寄せ!米の定期便・ギフト購入ならJAみなみ魚沼公式オンライン直売所

「女性にできることで、南魚沼の米づくりを支えたい」JAみなみ魚沼 女性部 令和7~8年度副部長 久川春江様

「女性にできることで、南魚沼の米づくりを支えたい」JAみなみ魚沼 女性部 令和7~8年度副部長 久川春江様

日本一の米どころとして知られる、新潟県南魚沼市。魚沼産コシヒカリ発祥の地でもあるこの地域には、古くから米づくりの文化が根付いており、自然の恵みを生かした栽培技術が受け継がれています。

そんな南魚沼市で、JAみなみ魚沼 女性部 副部長として、長年農家の家庭を支えてきた久川春江さん。八海山を望む窓辺には季節の花が飾られ、手作り雑貨や地元食材を使った料理が並ぶ、素敵なご自宅にてインタビューさせていただきました。

毎日の暮らしを丁寧に、自然に寄り添って生きる「農家のお母さん」だからこそ言える、南魚沼産コシヒカリの真の魅力や、美味しく食べるコツについて、たっぷりと語っていただきました!

久川さんコメント
地元農家のイラスト
地元農家ならではの美味しい南魚沼産コシヒカリの食べ方を伝授します!
炊き方やおかずの合わせ方で、南魚沼産コシヒカリの魅力を最大限に引き出すことができます。
一口で違いがわかる、南魚沼自慢のコシヒカリを皆さんもぜひ味わってみてください◎

プロフィール

  • お名前:久川春江さん
  • 年齢:74歳
  • 役職:JAみなみ魚沼 女性部 副部長(令和7~8年度)
  • 農業に携わって 約50年

産地ならではの、お米を無駄なく活用する知恵

ー本日はお時間いただきありがとうございます。早速ですが、美味しそうなお料理がたくさん並んでいますね!都会ではあまり馴染みのない食材もお見受けしますが、こちらは地元食材を使われているのでしょうか?

よろしくお願いします!

我が家では、地元の美味しいお米に合うよう、おかずも地元食材を使っています。近所の山で採れる山菜や、南魚沼名産の八色しいたけ、大豆やじゃがいもなどもよく煮物にして食べます。

この地域では昔からお米中心の生活が送られていますので、おかずはもちろん、お米自体も無駄なく活用する工夫がされています。

ーなるほど!お米の産地だから、お米を中心に考えられたおかずや、お米を余すことなく活用する習慣が根付いているのですね。例えば、お米はご飯として食べられる以外に、どんなことに活用されているのでしょうか?

私はよく甘酒を作ります。米麹を炊飯器に入れて、保温状態で6時間かけて発酵させて作るのですが、私はさらにその後ミキサーにかけて、つぶ感のない、滑らかな食感に仕上げています。こうすると、コシヒカリ本来の甘さとまろやかな飲み口が引き立ちます。

また、米粉は活用法がたくさんあって、みたらし団子や、パン、うどんなども米粉から手作りします。

味噌も手作りしていて、JA女性部の地産地消運動での味噌作りのために、毎年春に配られる大豆を6月頃に植えて、秋に収穫した豆と米麹で味噌を作ります。JAには女性部が味噌を作るための味噌釜もありますよ。また、その豆で作った煮豆も絶品です。ご飯にも、お酒にもよく合いますよ。

他にも、米麹から作った塩麹を肉や魚の臭み消しに使ったり、もみがらを畑に混ぜて土を柔らかくしたりと、いろいろなことに活用しています。お米には捨てるところがなく、私たちの生活には欠かせないものです。

インタビュアーコメント
OLのイラスト
自炊や、定食屋さんでもなかなか味わえないような、素朴で昔ながらのおかずの数々。まさに「お米が主役」になる優しい味付けで、一口一口ゆっくり噛み締めていただきました。本当に美味しかったです。丁寧に、真心込めて作られている料理の優しさに、インタビューすることを忘れて、なんだかおばあちゃんの家に帰ってきたような、ほっとする居心地の良さに浸ってしまいました。

知り尽くしているからこそ引き出せる、南魚沼産コシヒカリの真の魅力

ー南魚沼の方々にとって、お米は生活の一部であり、なくてはならないものなんですね!そんな南魚沼で長年コシヒカリを食べ続けている久川さんならではの、炊き方のコツを教えていただけますか?

南魚沼産コシヒカリは、水分量が多く柔らかいため、普通の炊飯器で十分美味しく炊くことができます。水加減も、かためが好きか、もっちりが好きか、お好みに合わせて調整いただいて大丈夫です。

ただ、研ぎ方には少しコツがあります。まず、お米を研ぐときはザルではなく、ボウルを使います。ザルを使う方は多いかと思いますが、実はザルでお米を研ぐと粒が砕けやすいので、あまり向いてないんです。

ボウルにお米と水を入れたら、さっと軽く混ぜて水を捨てます。ソフトボールを持つような手で、10回くらいグルグルと混ぜるように優しく研ぎます。水を入れて研ぎ汁を捨てます。これを2回繰り返し、最後に水を替えるだけでOKです。よく水が透明になるまで、しっかり洗った方が良いと思われがちですが、そうするとお米の旨みが逃げてしまうため、研ぎすぎない方が良いです。

また、どんなに寒い日でも、お米を研ぐときは必ず冷水を使うのもポイントです。お湯は成分が溶けやすく、せっかくのお米の旨みが半減されてしまいます。2回ほど軽く混ぜるだけなので、手がかじかむことはありませんし、意外と平気ですよ。

お米を研いだら、すぐにザルに開けて水をしっかりと切ります。このとき、上から押さえたり絞ったりせず、そっとしておくのがコツです。余分な水分を流してあげることで、炊き上がりがふっくらとします。

近年は精米技術が発展し、綺麗に精米されているので、何度も研ぐ必要はありません。我が家では、昔ながらのガス釜を使ってお米を炊くこともありますが、通常の炊飯器で十分だと思います。特別な器具や技は必要なく、ちょっとしたコツをおさえるだけで、南魚沼産コシヒカリは誰でも美味しく炊くことができますよ。

インタビュアーコメント
OLのイラスト
優しい手つきで2回だけ研がれていて、こんなに軽く、優しく研ぐだけで良いんだと大きな発見でした。インタビュー後にお米を炊くときは久川さんの手つきを毎回思い出して洗っています。
ーありがとうございます!お米は研ぎすぎないことが美味しく炊くコツなんですね。南魚沼産コシヒカリは、いろいろなおかずに合う美味しいお米ですが、久川さんが考える、南魚沼産コシヒカリに合うおかずベスト3は何ですか?

やっぱり旬の野菜を使った和食おかずが一番合うかなと私は思っています。特に、同じ南魚沼で採れた野菜や山菜を使った料理がよく合います。

あえてベスト3を挙げるなら、おひたし、漬物、煮物あたりが定番でしょうか。涼しい時期には、じゃがいもたっぷりの肉じゃが、春には旬の春キャベツを漬物にしたり、山で採れたゼンマイを煮て食べたりします。どれも南魚沼産コシヒカリにぴったり合うおかずで、昔ながらの素朴な味わいがお米の旨みとマッチします。

孫たちは、からあげがお気に入りで、野菜の副菜を添えるときは、ごぼうやピーマンのきんぴらが多いですね。あと、シーチキンやハム、カニカマを使ったサラダも好評です。ちょっとひと手間加えるだけで、サラダもご飯に合うおかずになりますよ。

久川さんコメント
地元農家のイラスト
漬物は3%の塩でシンプルに漬けることが多いです!旬の野菜の味を活かして調理するのが久川家流です。

南魚沼の自然と生産者の情熱が守り続けてきた、確かな美味しさ

ーお米自体にしっかりとした旨みがあるから、シンプルな和食がよく合うのですね!味自慢の南魚沼産コシヒカリですが、同じ魚沼産コシヒカリの中でも、特に南魚沼産が美味しいと思う、違いを教えていただけますか?

正直に言うと、私は毎日同じ南魚沼産コシヒカリを食べているので、他の産地のお米との違いを実感する機会は少ないです。でも、旅行などで県外に出かけた際に、他の産地のお米を食べると、「ああ、やっぱり南魚沼産のコシヒカリが一番美味しい」と感じます。食べ比べたときにはじめて、粘りや香りなどの違いが分かります。

南魚沼は大きな山や川などの良質な水源が豊富で、お米一粒一粒に甘みと旨みが詰まっています。南魚沼産コシヒカリが一番といわれるのは、この地域特有の綺麗な水が影響しているのだと思います。

以前、農家民泊で訪れた中学生のお子さんたちに地元の料理を振る舞ったことがあるのですが、都会の子どもたちには馴染みのないおかずが多かったにも関わらず、「ご飯が美味しい!」「全然違う!」と言って、たくさんおかわりしてくれました。朝には、炊き上がったお米の匂いをかいで、いつも食べているご飯との違いを熱心に感じ取ってくれていました。

食材やおかずの品揃えが違っても、お米が美味しいと食が進むのだと、そのとき改めて私たちの作っているお米の品質の高さを実感しました。

久川さんコメント
地元農家のイラスト
農家民泊で訪れたお子さんたちは、普段はカレーやウインナーなどを好んで食べているとのことでしたが、お米が美味しいとひじき煮や焼き魚などの素朴なおかずも「美味しく食べられる!」と、大変喜んでくれました!
ー素敵なお話をありがとうございます!美味しいお米づくりには、良質な水が欠かせないのですね。最後に、久川さんから消費者の方へのメッセージをお願いします!

南魚沼では、地域一丸となって美味しいお米づくりに励んでいます。私たち女性も、自分にできることをして、米づくりを支え続けたいと思っています。南魚沼産コシヒカリは、高価なイメージがあるかと思いますが、品質にこだわって丹精込めて作っているので、ぜひ一度食べてみていただきたいです。

お米の美味しさは確かに分かりにくいかもしれませんが、丁寧に口に運んで、丁寧に噛み締めれば、絶対に分かる美味しさが南魚沼産コシヒカリにはあります。決して出しゃばらず、おかずを立てる、でも決して脇役にならない。奥ゆかしく、でも存在感を放つ。そんな魅力たっぷりの南魚沼産コシヒカリは、産地自慢の逸品です。

一度食べれば、美味しいと分かる自信があります。私たちが一生懸命作ったコシヒカリの味を、ぜひ試してみてください!

ーありがとうございました!

まとめ

今回は、JAみなみ魚沼 女性部 副部長 久川春江さんにお話を伺いました。毎日の暮らしの中で、地域の自然がもたらす恵みに感謝し、一日一日を丁寧に送る姿勢が印象的な久川さん。その中でも、お米は生活の中心であり、美味しく、無駄なく活用される工夫や、美味しいお米づくりのためにできることを考え続ける、まさに「農家のお母さん」を代表する素敵な方でした。

南魚沼では、久川さんをはじめとした女性部の方々も一丸となって、南魚沼産コシヒカリの伝統的な美味しさを守り続けています。「一口食べれば美味しいと分かる」南魚沼産コシヒカリには、自信を持ってそう言える、産地の方々の情熱が込められています。

JAみなみ魚沼では、南魚沼産コシヒカリを産地直送しております。久川さん直伝の炊き方のコツや、おかずのラインナップも参考に、一粒一粒に詰まった濃厚な旨みをぜひご堪能ください◎

インタビュアーコメント
OLのイラスト
南魚沼産コシヒカリを美味しく味わう方法について詳しくお伺いしたく、今回インタビューをご依頼しました。実際にお伺いしてみると、久川さんのご自宅・食卓のおかず・手作りの雑貨などに丁寧な暮らしを紡がれている感性に魅了され、久川さんの暮らしの魅力を多くの人に伝えたい!と一気にファンになってしまいました。美味しいお米は、豊かな暮らしの中心にあり、美味しいお米を選ぶことは、そうした暮らしを選ぶことでもあるのだと、久川さんから学ばせていただきました。

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